マタニティ整体

マタニティ整体

妊娠中は身体に大きく変化が起こるため、腰痛や坐骨神経痛といった症状で悩まれている方がおられます。妊娠中に考えられる問題、それに対しての当院での治療内容をご説明いたします。

マタニティ整体

妊娠が分かり十月十日の間に起こる身体の変化は想像以上であり、様々な症状で悩まれる方がおられます。その中でも、腰痛は50%以上の方が経験するとされており、さらにひどい場合には坐骨神経痛を発症してしまう方もおられます。ですが、妊娠中のため投薬治療などの治療は受けることができず、整骨院等での治療を断られるケースもあります。当院では、今までのマタニティ整体の経験を生かして妊娠中のお身体を考慮した上での可能な範囲での腰痛や坐骨神経痛に対しての治療を行っております。

妊娠中の身体の変化

マタニティ整体 妊娠するとお腹が大きく前に張り出すだけでなく、骨盤周辺の筋肉や関節の緩みや腰の反りなど様々な変化が伴います。
16週前後から下腹部の膨らみが徐々に分かるようになり、その後下腹部の膨らみの分だけ重心が前方にもっていかれます。この時にバランスを維持しようと骨盤が後傾となり、前後のバランスを保とうと働きます。妊娠後期になるにつれてお腹がより膨らむためその傾向が強くなり腰椎の前彎がより大きくなるため、反り腰の状態となります。反り腰になると腰部の筋肉は常に緊張状態となり、腰痛や坐骨神経痛の発症の原因となります。また、腰椎の前彎が強くなることによって腰部から鼠径部・大腿部に向かって走行する腸腰筋にも負担がかかると、鼠径部痛が誘発されることもあります。

 

 また、妊娠中に分泌される“リラキシン”というホルモンがありますが、これは大きくなっていく胎児を収めるため、更には出産時に産道が通りやすくするためにも骨盤周辺の仙腸関節や恥骨結合といった関節や靭帯を緩めてくれる働きをします。しかし、関節や靭帯が緩んだ分、周辺の筋肉に負担がかかってしまい痛みや神経痛が引き起こされることがあります。このホルモンは妊娠初期から分泌されるため、お腹がまだ大きくない段階でも腰痛や臀部痛といった症状の一つの原因となる事は大いに考えられます。妊娠後期では、このように周辺関節や靭帯が緩んで筋肉に負担がかかっている状態な上に、胎児が大きく成長するため中から外に向かっての圧力が強まり、更に負担が増してしまう事が考えられます。

特に多くの方が悩まれる症状

腰痛

 マタニティ整体でご相談いただく中でも特に多い問題が、腰痛です。元々腰痛持ちだった方が妊娠をきっかけに悪化する場合もあれば、妊娠によって腰痛が発症する場合もあります。元々腰痛持ちの方であれば、周辺筋肉のバランスが整っていない状態な上にさらに負担が増してしまうため腰痛が悪化してしまう事が考えられます。筋肉に余裕がない状態のため、ぎっくり腰を発症させてしまう事もあります。

坐骨神経痛

 腰から臀部、大腿部後面、ふくらはぎを通って下行していく坐骨神経が走行途中で圧迫されることによって引き起こされる症状が「坐骨神経痛」です。腰や臀部から足にかけての痛みやしびれが現れ、神経圧迫の場所によって座っている事が出来なくなったり歩く事がしんどくなるなどの症状が引き起こされます。坐骨神経痛を引き起こす疾患は、腰椎椎間板ヘルニアや梨状筋症候群、仙腸関節炎など様々な疾患が挙げられます。

鼠径部痛

 反り腰によって腸腰筋の柔軟性が失われることによって骨とぶつかってしまい摩擦が起こることによって鼠径部の痛みが生じるようになる事があります。特に反り腰が強く現れている方は要注意であり、妊娠中にどんどんとお腹が張り出すことによってより誘発されやすくなります。

当院での妊娠中の方向けの治療

一回 3300~5500円

 

 当院では長年のマタニティ整体・鍼灸の経験を生かし、症状に合わせた治療を行っております。妊娠中は妊娠していない方と同様の治療を行うことは出来ません。姿勢や骨盤の矯正・鍼通電療法・電気治療などの方法は当院でも行っておりません。しかし、少しでも楽に妊娠期間を過ごしていただくために、出来る範囲ではありますが妊娠中の方でも受けていただける安全な治療を行っております。
整体療法

マタニティ整体

 腰から足にかけての筋肉を緩めることによって今現在の負担の軽減を目指します。うつ伏せなどの無理な姿勢はとっていただくことはございません。また、妊娠中でも行えるストレッチなどを状態を見ながら判断し行っていきます。

鍼灸治療

 坐骨神経痛などの強い症状が現れている場合には整体より鍼治療を選択することがあります。腰部や臀部の必要な筋肉を緩めて症状改善を目的とし治療を行います。妊娠中の場合には鍼通電療法はできませんが、腰部や臀部に対しての鍼治療は身体を配慮しながら治療可能です。また、当院で使用する鍼は全て日本製の使い捨ての鍼となっておりますので、安全面についてもご安心いただけます。

テーピング療法

 整体や鍼灸治療の後、もしくはそれらの治療方法が行えない場合にはテーピング療法を用いてサポートを行います。テーピングは伸縮性のあるテープを用いて筋肉や関節のサポート、リンパや血流の促進を目的に使用します。

 

当院には女性の鍼灸師も在籍しており「女性の先生の方が良い」といったご希望に対応しております。ご予約の際にお申し出ください。